日水物流は「ニッスイ」の愛称で知られる食品メーカー・日本水産グループの物流企業です。日本水産をはじめさまざまな企業からお預かりする国内外の多様な食品を、冷蔵倉庫などで保管し、スムーズかつ確実に小売店などへお届けしています。
企業が成長するには、その時々の状況に応じて適切な手を打っていくことが大切です。そして日水物流を含めた物流業界は、今、大きな変革の時代を迎えています。震災などをきっかけに、生活を支える基盤である「物流」の役割が改めて注目されるようになりました。一方で、トラックドライバーの不足や、ネットショッピングによる配達需要の急増、再配達などにどう対応するかといった数々の課題が生まれ、より効率的な新しい“物流”のあり方を模索する動きが始まっています。
日水物流も独自の強みを活かしながら、よりよいビジネスの形を考えていく必要があります。日水物流の強みは、低温一貫物流サービスに力を入れ、そのノウハウや経験を蓄積してきたことと、湾岸部に多数の倉庫を保有していることです。そこで、これらを活かしながら、さらなるグローバル化や低温共同配送の推進といった次の一歩に向けて取り組みを進めています。