大阪舞洲物流センター2号棟竣工のお知らせ

2020/04/01

 当社の大阪舞洲物流センター(大阪市此花区)におきまして本日、既設物流センターの敷地に2号棟を竣工いたしました。
 当センターは、国際コンテナ戦略港である阪神港の中枢「舞洲」の中でも中心部に位置し、阪神高速湾岸線の「湾岸舞洲IC」からわずか1.6kmと物流拠点としてアクセスの良い立地条件となっています。
 設備面では、人手不足に対応して自動倉庫や移動ラックを導入いたしました。また保管温度帯は冷凍(フローズン)の他、セミ超低温(マイナス35度)、超低温(マイナス50度)を備え、冷凍食品だけでなく畜産品や水産品(冷凍マグロ、アルゼンチン赤海老、カツオのたたき等)も総合的にお取扱いが可能となります。
 当センターは1号棟と合わせて庫腹は約5万トンとなりました。当社の関西エリア旗艦センターとして、お客様に最適な低温一貫物流サービスを提供して行きます。

【特徴】
  • (1)フードディフェンス対策として、顔認証システムにより倉庫への出入りを24時間監視し、セキュリティカメラが死角なく敷地内の映像を記録します。
  • (2)海溝型地震発生の場合でも津波の浸入を許さない充分な地盤高を確保しています。
    また、非常用電源を屋上に確保して、有事の際も人命・貨物品質・各種データを保持、バックアップのデータセンターは他地域に配置してリスクヘッジします。
  • (3)冷凍機は、1号棟同様、株式会社前川製作所の高効率自然冷媒冷凍機「NewTon」を採用し、環境負荷低減に取り組みます。なお、「NewTon」は、2008年4月に弊社川崎物流センターに第1号機を導入して以来、機械性能の改善に弊社としても協力を続けてきました。
    今日では、業界トップレベルの評価を獲得している冷凍機です。
【2号棟の概要】
構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造 5階建 耐震構造
敷地面積:約24,700㎡ 延床面積:約16,338㎡
設備能力 約24,887設備トン
F級 22,922設備トン
SF級(超低温) 303設備トン
SSF級(セミ超低温) 1,662設備トン
トラックバース 11バース
自動倉庫 806棚
移動ラック 4,943棚
【大阪舞洲物流センター 倉庫概要(1号棟含む)】
所在地 大阪市此花区北港緑地1-1-68
設備能力 合計 49,918設備トン
C&F級 3,256設備トン
F級 44,697設備トン
SF級(超低温) 303設備トン
SSF級(セミ超低温) 1,662設備トン
トラックバース 40バース
自動倉庫 806棚
移動ラック 8,383棚