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大阪舞洲物流センター1

物流は、「人が動かす」仕事だから、自分の成長が成果をつれてくる

「安全・確実」の実現には、人との関わりがポイントになる

 私が担当している国内物流の仕事は、お客様メーカーが必要とする商品を納期までに安全・確実にお届けすることが大前提です。そのための輸送便の手配が私の仕事の中心となるわけですが、商品と輸送便を機械的に当てはめていけばいいというものではありません。その日その時によって運ぶべき物量も届け先も異なりますし、確保できる車の数と積載トン数と照らし合わせてロスのない計画を立てる必要があるからです。輸送便担当企業や大阪舞洲以外の物流センターの状況把握と担当者とのコミュニケーションも重要なポイント。人との関わりあいが大切な仕事だと思います。
 納期にはある程度の余裕をみて計画を組み立てますが、季節によっては台風や大雪など気象条件も大きく影響します。また、商品の物量によっては一筋縄ではいきません。私の最高記録は入社3年目に経験した30万ケースの商品を4日で完納したこと。10トン車16台を1日4回転、計64回で完遂したときは、すごい達成感でした。

「まずは考える」の風土だから若手が成長

大阪舞洲物流センター2  入社後の3年間は川崎物流センターに所属し、大阪舞洲物流センターには新しい倉庫ができるタイミングで異動しました。現場業務と併せて、現場作業に必要な人数やフォークリフトが安全・効率的に動ける動線の設定など、新倉庫稼動のための計画づくりをもう一つのミッションとして任されたわけです。3年間現場経験があるとはいえ、初めてのことづくし。「まず自分で考えろ」と上司に言われたときは、正直戸惑いました。でも、実はこれが日水物流の真骨頂。上司も先輩も質問や相談事には何でも応じてくれましたし、温かく見守りながら人を育てるという風土を実感することができました。稼動してからは修正のトライアルを何度も繰り返しましたが、新倉庫は無事に稼動中。自信にもなりました。2020年4月には二期棟が稼働しました。こうした仕事に若手が携わる機会は、今後も確実にあると思います。今度は自分が良き先輩になれるよう、努力していきたいと思っています。

提案力を磨き、効率や利益のアップに貢献

 現在は予算をもつ立場となり、仕事がますます面白くなってきました。というのも、安全・確実・ロスなく届けるという基本に加え、付加価値をつけて効率や利益を高めるという戦略的な要素にチャレンジしているからです。例えば、シーズン商品は出庫日を1日早めることができれば、稼動物量を増やすだけでなく、お客様メーカーの販売機会を増やすことにもつながります。お客様メーカーにこうしたご提案をし、喜んでいただけたときは、この仕事の醍醐味を感じます。自分で考えること・工夫することで、新たなビジネスチャンスを拓けることも、日水物流の魅力だと思います。もちろん、コミュニケーション力をもっと高める、経験を深め提案力に磨きをかけることなど、課題はまだまだあります。焦らずに、楽しみながらクリアしていきたいと思っています。

大阪舞洲物流センター3

就活生へのメッセージ

 日水物流に興味をもったのは、生活に欠かせない「食」を扱う物流会社という点でした。説明会に参加し、物流は人があって動くもの、人と人との関わりが重要と知ったことと、会社の雰囲気がとても良かったことが決め手になりました。とはいえ、就活自体は結構厳しく、気持ちが落ち込んだり、めげそうになったこともありました。でも、深刻に捉えすぎるとマイナス志向に陥ってしまいます。自分の経験からも、前向きな気持ちでやりたいこと追求していけば、必ず納得できる出会いが待っていると思います。

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